学部学科コース

文学や心理学など文系の学部学科は多忙な人も卒業を目指しやすい

国内にある通信制大学の学部学科は、大学の教育方針や設備、教員などによって様々ですが、文学や心理学といった文系の学部学科については、教科書や参考書を使った学習が中心となります。そのため、平日の昼間に仕事をしている人や、子育てや介護など家事が忙しい人も卒業を目指して学習計画を立てやすいというメリットがあります。 最近では、初めて通信制大学で学ぶ人が無理なく学習を続けられるよう、文系の学部学科の選択可能な学習方法を増やしたり、誰でもわかりやすい内容のテキストを作成したりする大学が少なくありません。なお、卒業に必要な単位の取得と並行して、中学と高校の国語科や英語科、社会科などの教員免許を取得したい人は、社会人も教職課程を履修しやすい環境が整っている大学を探してみましょう。

建築や情報工学など専門性の高い理系の学部学科は就職時に有利

建築や情報工学、電気など専門性が高く実社会で役立つ学問を学べる通信制大学では、在学中に将来性のある分野を選べるのはもちろんのこと、社会的に需要が高まっている資格や免許にチャレンジをすることも可能です。一般的に、通信制大学の理系の学部学科は、文系と比べた場合に授業料や演習、実習などの費用が高くなる傾向が見られるものの、就職活動を有利に進められるといった魅力があります。

また、過去に多数の卒業生を輩出している通信制大学の理系の学部学科については、スキルアップやキャリアアップを目的として学ぼうとする社会人の間でもニーズが高まっています。そうした中、自分の目的に合った大学を見つけるうえで、入学試験に向けて卒業生や在学生の体験談を参考にしたり、体験授業に参加をしたりするのが有効です。